WebMasterのmaroが思い込みとうろ覚えでお送りする・・・
極私的「太鼓用語・舞台用語」辞典
このページは、極めて私的に、かつ、作者の思い込みとうろ覚えで作成されたものです。
作者の周りでだけ通用するもの、全国的な言葉でないものも含まれています。
このページの記述を信じ込んだ結果、あなたがいかなる被害を受けようとも、
作者は一切関知致しませんので、予めご承知置きください。
あきらかな間違いを見つけた方、「この言葉をこの意味で載せて欲しい」という方、
ご意見ご希望のございます方は、メールでこっそり作者にお知らせください。

   
   



やぐらだい 【櫓台】 (太鼓道具)
中太鼓大太鼓を横向きに高い位置に置く、四本足の台。

やまだい 【山台】 (舞台)
平台迫りを使って舞台上に作った、 演奏者が乗る「一段の台」。
でも、たいていは雛壇と区別無く使われていたりします。

ようせんぽう 【陽旋法】 (音楽一般)
日本の音階で、音が上がっていく時は「レミソラドレ」、下がっていくときは「レシラソミレ」で構成される「五音階」。「田舎節」とも言われるらしい。
日本の古い歌や民謡・祭り囃子などでは、この「陽旋法」の曲が非常に多い。
「陽旋法」の音階を、スタート位置を変えると「
四七抜き音階」と同じになるので、 よく混同されたりる。
ちなみに、音が上がっていく時は「ミファラシレミ」、下がっていくときは「ミドシラファミ」で構成される「五音階」は「陰旋法」で、「都節」とも言われるらしい。

よすけ 【四助】 (太鼓道具)
摺り鉦のこと。
江戸囃子などでは「締め太鼓2人+大胴+笛+鉦」の5人でお囃子をするが、その時「鉦」の音が他の4人を助けることからこう呼ぶ。
(いくら様話題ご提供)

よてん 【与天】 (太鼓リズム)
太鼓のリズムの呼び名。「ドコドコ」という左右が同じリズムをこう呼ぶ。
(うしこ様ご提供)
ちなみに、この「与天」の、さらに速いものを「早与天(はやよてん)」と呼ぶそうです。
(番頭様ご提供)

よなぬき 【四七抜き】 (音楽一般)
俗に、日本の音階は「ドレミファソラシ」の「七音階」ではなく、「ドレミソラ」の「五音階」だと言われたりする。「4」と「7」が無い音階なので、「四七抜き音階」と言う。
ちなみに『四七抜き音階』は、西洋音楽が入ってきてから作られた「演歌」の音階でもある。
民謡・祭り囃子などでよく使われている「
陽旋法」というのは、厳密な意味では「四七抜き」ではない。 しかし、この陽旋法の上りは「レミソラド」という音階で、『四七抜き音階』と同じ音で構成されている。下りは「シラソミレ」だが、 キー(調子)を「G」とみなすと、「ハ長調のソは、ト長調ではド」になるので、先ほどの「シラソミレ」は「ミレドラソ」となって、やっぱり『四七抜き音階』と同じ音で構成されている。 (移調すると#がついてしまう音を使っていない。)
とりあえず笛のメロディを作曲するときには、このあたりの事を意識すると、和物っぽい曲になるみたい。

よんびょうし 【四拍子】 (音楽一般)
「4拍で一つ」と考える拍子。「1・2・3・4・1・2・3・4・」と数える音楽。ごく一般的な拍子だったりする。
洋楽では「『強拍・弱拍・中拍・弱拍』の4拍で1セット」だが、和太鼓の曲の場合には任意の位置に強拍が来ることも多く、 「強拍・弱拍・中拍・弱拍のセット」というよりもむしろ「楽譜表記上、たまたま四拍子で書かれている」という場合が多い。
もちろん、「意図的に四拍子」という場合もあるが、そもそも各地に伝わる「お囃子」などでは、「何拍子」という概念が無いものも多い。

よんろく 【四六】 (舞台)
大きさが「四尺×六尺」の平台



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